本が大好きな私は、デッドスペースを利用して、漫画や文庫本を入れる縦幅の狭い作り付けの本棚が欲しいと思っていました。注文住宅にした一番の理由は、別でしたが、ここぞとばかりに、私は、自分の希望を言ってみようと思いました。
設計図が出来てから、直ぐ着工しました。嬉しいことに、家を建てる場所は、以前住んでいたところと職場の間にあり、朝や帰宅時、ほぼ毎日のように現場に立ち寄りました。昔気質の大工さんでした。毎日、顔を会わせているうちに、とても仲良くなりました。私の話を丁寧に聞いてもらえました。
設計図では細かいところは書かれていなかったので、私は、1㎜単位で本棚の寸法を直接大工さんに伝えて、本当にそのとおりの本棚を作ってもらいました。その本棚は、階段のデッドスペースを利用したもので、現場に居ながら出ないと私はイメージを伝えられなかったと思います。
このように、話を聞いてもらって、仙台市で屋根修理をして、自分の思ったとおりの設計ができるところが注文住宅の魅力だと感じました。予算に限りがあっても、それに合った提案もしてもらえました。この本棚のコーナーは、私のお気に入りです。