エコを先に考えたのではなく、全室、冬に温かであることを優先しました。要望を伝えましたら、設計士さんから、
「熊谷市の木の家や、熱交換換気システムを使われてはいかがでしょうか。」
とご提案がありました。
高齢になったとき、一階と二階、浴室と脱衣室、部屋と廊下、トイレと廊下など、部屋を移動する際に、両室に温度差が生じ、そのせいで血圧の急激な変化が起こり、特に、高齢者が危険な状態になることが指摘されていました。そのために、どの部屋も温度差がなく、換気が行き届いた家をと考えたときに、これは本当に良い設備だと思いました。
また、窓を二重サッシにしたので、防寒も高く、寒い冬も快適に過ごすことができています。
さらに効果を増すために、ベンチレーションも重視しました。リビングの天井に大きなファンを取り付けました。暖かい空気は上に上がる性質があるので、天井に設置した大型ファンが、天井付近に上がった暖かい空気を拡散し、温かい空気と冷たい空気を混合させ、空気が流動し、部屋の温度を均一にしています。
最初の設備投資は必要ですが、長い目で見れば、こちらの方がエコにつながるし、健康にも良いと思います。